2018年03月23日

夢の中の夢・前編

 こうして書いてみると、素敵っぽいサブタイトルに見えるっていうか、見えないこともないんだけどね。

 「夢から覚めたと思ったら、まだ夢だった」っていうことがある。「夢A」の中にもう一つ、「夢B」があるってことよね。マトリョーシカみたいな。

 そこに、知らない女の生き霊が隠れてた。

 夢Bでは何度も会っていて、そのたびに僕を陥れようとしてくる。

 っていうことを、「夢B」では覚えてるんだよね。「またこいつだ!」ってなる。だけど、夢Bから覚めても、そこは「夢A」の中。現実に目が覚めるときには忘れちゃってる。

 夢の中の登場人物やその意味について、現実世界で深く考える人ってそんなにいないよね。忙しいもんね、現実。

 起きてまで夢のことを考えるほど暇じゃないってこと、夢と現実を当たり前のように分けて生きていることを、生き霊はよく分かってる(けど、飛ばした本人は分かってない)。夢Aよりも更に安全な夢Bの中でだけ会って、あれやこれやと振り回す。そんなことして何が面白いんだと思うけど、面白いんだな。相手にされて、構われて、自分のために感情を乱される様子を確認できることが。

 言いたいことがあるんだけど、言えない。会いたいんだけど、会えない。相手を限定したそういう「行き場のない気持ち」。……書いてみるといかにおかしなことかが分かるね、これ。相手があるのに行き場がない。そんなわけないのにね。

 いや、それがね、そんなわけないっていうのが分かればね、わざわざ生き霊飛ばしゃしないんだけどね。

 つづくんだけどね。
posted by 篠田 青 at 21:05| Comment(0) | 精神世界

2018年03月22日

お墓こわい

 もしあなたが「長いこと墓参りをしてない」という事実を、そのことだけをシンプルに気に掛けているとしたら、今すぐ忘れていい。そんなこと言われても、長年気にし続けてきたことは忘れるのが難しいから、墓参りしちゃった方が早いんだけど。

 物理的な時間の長さに関係なく、肉体から解き放たれた魂にね、わざわざ名前を与え直して、それでいて家の名前の刻まれた墓に縛り付けようとするっていうのはさ。

 怖いよね。

 「私はそこにはいません」って流行ったけど、あれはうん、そういう意味ではとても良かった。ついでに「トイレにもいません」ってあればもっと良かった。

 実家に戻るとか、生まれた土地に戻るとかっていう、その必然性をね、先祖やらお墓に持たせたのがそもそもなんだとは思うけど。

 そんなことが、その程度のことがね、生きている人間と、そのイメージの中の先祖とを縛り付けて、伝統みたいな顔をしてるってのがたまーに腹立つのよね。

 誰なんだ、それで得してるのはっていう。

 まあ、参る墓っていうか、手を合わせる場所があるってのは、偶像崇拝みたいなもんでね。生きてる人間にとって便利だから、何となく定着していくんだけど。利便性が法律みたいな顔でのさばってたり、それに意味もなく従ってたり、いや、従うのは勝手だからいいんだけど、無言で強要したりする奴がいるっていうのはね。

 「してみたら意外と良かったよ」ならいいんだけどさ。「そりゃお前、しなきゃ駄目だ、今すぐしろ!」みたいなのはちょっとねえ。
posted by 篠田 青 at 01:52| Comment(0) | 精神世界

2018年03月21日

笑い事じゃないじゃない

 おしゃべりよりは寡黙の方が尊ばれる、みたいなところがある。他人の秘密をべらべら喋るか喋らないかっていう寒天、わーい僕寒天大好きいくら食べたって太らないもの黒蜜三倍くださいな、ううん違うの。観点。他人の秘密をね、喋るかどうかっていう観点ならそりゃね、間違いなくそうですよ。

 でも、自分の失敗、特に恋愛絡みのことなんかは、人に話して、できれば笑ってもらっちゃった方がいい。

 消化できるならいいんだけど、自分で時間をかけて自然になんてね、そんな風にできる人っていないよ、なかなか。

 上手に笑ってくれる相手を探すのも大変だけど、「笑ってもらいたくて話すよ」って前置きをするような癖をつけるといい。「いや、ちょっと笑えないんだけど」みたいなリアクションが欲しいわけじゃないって切り出してるのに、そういう反応しかできないならそりゃもう、相手もアホってことだから。真面目なだけで器の小さい奴なんて、友人としてふさわしくない。

 自分の中っていうのは、思っているよりも暗い。暗くて、風通しも悪い。

 そんなところに失敗をね、「外に出せない恥」として隠しておくでしょ。もうね、すぐ、簡っ単に腐るんだよね。

 だから、隠しておかずに空中に放つ。これは凄く大事。

 独り言じゃ駄目だから、誰かとの間にね。で、笑っちゃう。

 笑いは消毒、殺菌になる。暗い話や悲しい話、とても言えないみたいに思い込んでた話も、湿気を含んで重くなっちゃってただけだなって気づく。

 男の趣味、女の趣味が悪い人っていうのはね、何かこう、間違った秘密主義みたいなところがあったりするよ。
posted by 篠田 青 at 01:17| Comment(0) | 精神世界

2018年03月20日

妻の少年時代

 何だこのタイトルは、とお怒りの方。そもそも「少年」という言葉は男女の区別なく用いられて、違う違う、そういう話じゃなくって。

 『サンライズ ロボットアニメ大鑑』というCDがあって、それがかかっていることが多いのよね、我が家は。……ひとりでに。ギャーッ。

 いや、だから、そういう話でもなくって。

 サンライズというアニメ制作会社がありまして、そこの作ったロボットアニメの主題歌がずらーっと収録されておるのです。ガンダム以外のね。

 やたら勢いのある、無闇に元気の出るような曲がいっぱいあるんで、出かけるときなんかにいいんですよ。

 で、妻がまた、そういう音楽が好きなんですな。

 他にもウルトラシリーズとか、仮面ライダーシリーズとか、メタルヒーローシリーズとか。本編はおろか、ビジュアルすらろくに知らないまま、歌だけ知っているようなのがもう、山ほどある。

 で、最近は『聖戦士ダンバイン』関連の歌がお気に入りらしく、「ダンバイン」という名前さえも聞き取れないまま、干からびた干からびたと歌っているわけでございます。

 そういうブームがこれまでにもたくさんあって、妻の無自覚替え歌の方が頭にこびりついちゃって、本物を聴いたときに「あれ、歌詞が違う」とか思っちゃうことも。何だろうねこれ、方言がうつっちゃうみたいなもんかね。

 それでもまあ、この手の歌を幼稚だの気持ち悪いだの、ハムスターがノイローゼになるからやめろだのと疎まず、喜んで聴いて盛り上がってくれてる妻っていうのはね、ありがたいよなあと思うわけです。
posted by 篠田 青 at 00:30| Comment(0) | アニメ

2018年03月19日

スイブンとぶ

 「はーられほろーれらー ひからーびたー」

 妻がご機嫌で歌っている。特に後半をはっきり、力強く歌っている。歌詞に自信があるからだろう。

 何から説明すればいいのか。

 「干からびた」んじゃなくて、「ひらかれた」んだよ。

 オーラロード。オーラロードがひらかれたんだよ。
posted by 篠田 青 at 01:36| Comment(0) | アニメ