2018年03月28日

視覚と資格の死角・中編

 はい、つづき。

 見えないものを見せてくれるっていうのはやっぱり、映画や漫画だったりして。そこを通らずに生きてきて、このブログを読んでる人っているんだろうか。

 あともう一つは科学ね。顕微鏡で見せてくれたり、未知なる何かを解明してくれたり。水生昆虫とか、淡水魚・熱帯魚の写真にはハマったなあ。自分が呼吸できないでしょ、水中って。そこで生きてるものたちの世界を大きく見せてもらえたり、止めて見せてもらえるってのはいいよね。

 その前は恐竜。呼吸がどうとかの前に、いないんだもんね、もう。尻尾引きずってる本ばっかり読んで育ってさ、「恐竜は冷血動物」だと覚えて。それがいつの間にか「恐竜は温血だった」になって、温血冷血っていう言葉自体も恒温変温に変化して。

 数年後には『ジュラシック・パーク』! 映画館で泣いたもん。「こんな世界を見せてもらえるときが来るなんて」って。

 あれから何年? 二十年以上経つ? 今じゃ羽毛が生えてるもんね、肉食恐竜。羽毛あったら恐竜の絵なんて描いてなかったかも。

 いや、でもね。

 恐竜博士と呼ばれていた子どものころね、肉食恐竜の足がかっこいいんだよなって思ってたの。で、動物園なんかでダチョウの足とか見てね、うおお恐竜に似てるぜって。でも、「鳥は現代の恐竜なのではないだろうか」とはちらりとも思わなかった。何が博士だよ僕。

 知識を求めて勉強だけしちゃうと、偏見もガッチガチに育つのよね。

 つづくのよね。ここで終わってもねえ。
タグ:恐竜 霊能者
posted by 篠田 青 at 13:56| Comment(0) | 精神世界

2018年03月27日

視覚と資格の死角・前編

 「夢の中の夢」でも書いたけど、僕たちってかなり視覚に縛られてるのよね。

 お化けが見える、霊が見える、過去が見える、未来が見える。霊能者ってのは「見えないものが見える」みたいな解釈になりがちだし、何かそれを基準に本物だ偽物だって語られちゃう。

 まあ、見えるってのは分かりやすいんだろうけどね。「聞こえる」だと妙に軽く扱われるでしょ。「変な声が聞こえる」って言うと、「春は増えるよね」みたいな。言い方の問題か? 「やだ、やめてよ怖い」って、変な声のことを言ってるのか、聞こえるって言ってる知人の健康状態を疑ってるのか。

 「霊の声が聞こえます」って言えばいいのか? いやー、何だろうねこの怪しい感じ。

 いや、これならまだいいんだ。耳とか聞こえるとかはさ、まだ何とかなる。気がする。

 問題は「霊のにおいがする」っていう場合。霊臭ね。前にも書いたけどさ。僕はこの、嗅覚で捉えるケースがそれなりにあって。刑事が「におうな」って言っても様になるけど、いやまあ、本物の刑事が言うかどうかは知らないよ? でもまあ、「うわー何この刑事きもーい」みたいにはならないじゃん。

 霊能者が「においますね」って言っても、あんまり信用されないような気がするのよね。「え、そうですか? 別に普通じゃないですか?」みたいな。口答えすんじゃないよ。そんなんだから憑いちゃうんだよおぬし。「実は昨日焼き肉を」ならまだしも。

 多くの人にとって、見えないものは見えないからこそ、視覚で捉えたい。通常なら見えないものだけど、自分だけが見えるっていう特殊さに憧れる。自分が無理なら、知り合いにいてほしい。会ってみたい、紹介されたい。この流れがねー、結構な邪魔になるんだよね。

 つづくんだよね。
posted by 篠田 青 at 13:08| Comment(0) | 精神世界

2018年03月26日

僕の中の迷い

 「夢の中の夢」っていうサブタイトルで三つ書いたじゃん。

 「生き霊マニュアル」とかの方が良かった?
posted by 篠田 青 at 22:52| Comment(0) | 精神世界

2018年03月25日

夢の中の夢・後編

 つづき。

 生き霊の技術で凄いのは、姿を変えること。厳密には「違う姿に身を隠す」だね。鏡の中に映る一瞬で、その姿を正確に捉えるのは難しい。だから、現実世界では本人に近い姿でも構わない。夢の中だと、長時間一緒にいるし、いたいからね。違う人物になりすまして、親切ぶっていらんアドバイスをしたりしてくる。有名人への書き込みかお前は。

 匿名、偽名、擬態。目線というか、視覚に対する「隠れ」が徹底してるよね。

 逆に言えば、生き霊は見られることを恐れてる。

 この「夢B事件」の前ね、数ヶ月にわたって左目がおかしかったのよ。下まぶたの痙攣がしょっちゅうあって、たまーに上まぶたに移動して。この移動する症状ってのは霊障の割合が高いんでね。

 「誰だこれ?」と探り始めたけど、自分のことはねえ、難しいんだよ。プロもアマもない。ある程度見当つけられるだけプロだわ、僕。

 と絞り込んだら痙攣が極端に少なくなって、今度は上まぶたがカッサカサになるという。同じ部位で移動→変調。全然違う場所には飛ばないのね。ま、このへんが生き霊の限界ですな。

 で。

 正体が誰で、僕の何を餌にしてるかなってことを考えながら見た夢の中に、もう一つ夢があって、そこにいつもいた「知らない女」が実は「知ってる女」だったという。

 現実世界で見当をつけておいたから、夢Bの内容を夢Aで覚えておくことができて、それを現実に覚めるときまで覚えておけた。明るいところに引っ張り出せたのよね。これはもうね、大興奮。こんな気持ちのいいことはないよ、なかなか。

 それ以来、痙攣もカサカサも消えましたとさ。
posted by 篠田 青 at 22:35| Comment(0) | 精神世界

2018年03月24日

夢の中の夢・中編

 はい、前回のつづき。

 生き霊は隠れる。四六時中「憑いて回る」くせに隠れるたあふてえ野郎だべらんめえはーっくしょいはーっくしょい、あー風邪でも引いたかなって、それ霊障ですよ兄貴。

 何だっけ。

 そうそう、生き霊ってとにかく隠れるのよ。前にも書いたけど、自分の中って暗いでしょ。鼻垂れない、いや放たれないままの思いってのは暗闇に慣れてるんだよね。相手に「くっ憑いて」おきながら、相手の目線からは徹底的に逃れる。直接目が合わないようにする、という方がいいかな。

 だからね、「鏡に何か映ったような気がする」なんてときは生き霊のときが多いよ。直接じゃないでしょ、目線。生き霊にしてもうっかり映っちゃったわけで、いやまあ、実はわざとだったりするのがうっとうしいんだけど、とにもかくにも、驚いてもう一度見るといない。何気なく見るのと、目を凝らして見るのとでは違うからね、目線の質が。そりゃ隠れますよ、眩しいもの。

 そこへ行くと、夢は暗い。目で直接見てないからね。目を閉じてるのに見てるというのは不思議だなあと昔から思うけど、日本語って便利。夢を動詞にしちゃう英語とはもう、ほんとに感覚が違う。宗教観を一致させようってのが無理な話だ。いわんや精神世界観をや。

 隠れるのが得意というか、もはや生存本能だからねって、生き霊相手に何を言ってるんだ僕は。と思わないこともないけど、夢Aよりも更に深く、夢Bに隠れるとはね。驚き呆れるを通り越して、もはや感心するわ。

 つづくわ。
posted by 篠田 青 at 21:39| Comment(0) | 精神世界