2017年10月03日

落ち込んでいる暇などなかった

 「カステラってさ!」を読んだ妻が焦りを伴う深刻な顔つきで

「えっ、あれ紙ついてた? 食べちゃった」

と言ってきたのです。

 プーさんのことなどどうでもいい。降りかかる不安や恐れから、妻を守らねばならないのです。紳士ですね。

 ああ、妻よ。

 弟が持ってきてくれたあれは文明堂の「カステラ巻」で、間違って食べてしまうような紙はついていないのですよ。
posted by 篠田 青 at 00:19| Comment(0) | 食べもの

2017年10月02日

カステラってさ!

 ねえねえ、カステラってさ!

 おいしいよね! 何でこんなにおいしいんだろうね!

 って言いたくなるようなおいしさにいつも感心してしまう。急に食べたくなってどうしようもなくなって、やっと食べたら期待しすぎて期待したほどではなかった、みたいな感じにならない。

 「かすていら」と書くのも納得というか、書きたくなるというか。もったいぶった感じや丁寧な感じ、シンプルなのに奥深いような味わい、絶妙な弾力と口溶け、紙についちゃったあの甘い、黒いとこ! はがすはがす! はがして食べるゥゥ! ああもう、食べられる紙ってないのどこかに。

 ハンカチが黄色いと貧乏くさいのに、カステラの黄色はどこまでも幸せ。

 ああ黄色黄色、カステラの黄色。

 ……プーさんも黄色だと気づき、プーさんのことばっかり書いてたからカステラ食べたくなったのかと落ち込む。
posted by 篠田 青 at 23:52| Comment(0) | 食べもの

2017年10月01日

広く愛されるということ

 あのかわいいプーさんをよくもまあ、(プーさんネタばかりよくもまあ)と思うけど、ディズニー版のプーさんは世界中で愛されている。

 『ピノキオ』に出てくるクレオはかわいい。リアルの金魚をかわいいと思い、飼育していたこともありという立場であっても、あのごってごてに擬人化されたクレオをかわいいと思う。

 シンプルとは程遠い、むしろくどいと感じられるようなアレンジこそがディズニーの魅力というか威力であって、商売としては大成功しているわけで。ディズニーのプーさんは嫌いだみたいなことを書いている僕だって、ハニーハントは楽しいと思ってしまう。「全部が嫌いとは言わせねえよ」的な力技にねじ伏せられて、東京という名の千葉県大字魔法の国でにこにこ並んで、にこにこ過ごしてしまう。おのれディズニー商売上手、憎いよこのこの気づけばにこにこ。

 アニメになるとくどくなるのなんて、ディズニーに限った話ではない。

 ドラえもんだってアンパンマンだってちびまる子ちゃんだって、どんどん黒目が丸く、巨大になっていく。ドラゴンボールの皆さんだって、普段から超サイヤ人みたいな黒目の大きさで。

 本来のお客様であるところのお子様たちは、大きなおめめ、まあるいおめめが好きなのでしょう。

 大きい目が嫌いだから目は小さくしてくれというような監督が、「アニメを子どもに取り戻す」という目標を掲げるのなんて、それはもう凄く大変なことなのでしょう。

 売れるためには愛されなければ、愛されるためには黒目が大きくなければということで、実在する皆さんも今ではこぞってカラコンはめてござる。
posted by 篠田 青 at 23:34| Comment(0) | アニメ

2017年09月30日

その服もだった

 ディズニーアニメのプーさんの改悪についてなんて、僕がわざわざ書かなくても世界中どこだって笑いあり涙ありみんなそれぞれ助け合う小さな世界でしょうけど。

 眉毛だけって感じで締めくくって、後からとんでもない間違いだって気づいたからっていうか、気づいたらまた腹立ってきちゃったから、もうちょっと書き足さないと。

 服!

 あの変な、何だあれどんな服だ、あの赤い服!

 あれを着ておいてのあの声! おっさん! ふにゃふにゃしたおっさんの声! プー横丁は飲み屋街か!

 おっといけない、怒ってしまった。怒りは争いを招くよ。

 いまじのーざっぴーぽー、想像してごらん。

 眉毛の主張がやや強めの黄色いおっさんが、上半身だけ赤い服を着て、あとは裸。蜂蜜探して森をさまよったり、探しすぎて木のうろから頭が抜けなくなって、外からおしりだけ見えたりする世界を。

 ゆっふーううう。

 ああ、それが許される世界を想像したらすっかり穏やかな気持ちになった。

 もういいや。
posted by 篠田 青 at 22:33| Comment(0) | アニメ

2017年09月29日

青魚が身体にいいかどうかは自分で考えるわい

 まああれですよ。僕くらいね、青魚が好きで然るべきみたいな人もそうそういないと思うわけですよ。「おいしいおいしい」と言いながら食べてると「わー共食いだー」とか言う人もいそうだけど、何か世代が限られそうな言い方だなとかね。

 紫って聞いても普通だけど、青紫って聞くと「おっ」。

 緑って聞いても普通だけど、青緑って聞くと「おおっ」。

 パナソニックって聞いても普通だけど、青っぱなって聞くと「お、おお……」。

 だからね、青魚って聞くだけで「あーんお寿司食べたーいん連れてってえーん」みたいな感じになっても良さそうなもんなんだけど。

 駄目なのね。じんましんとか別に出ないけど、食べた後のもたれがもう。若くないとかじゃなくってもう、昔っから駄目。

 そういうもんなのかなと思って「魚も食べなきゃねうふふ」的な感じで意識的に摂ったりもしてたけど、これはもう、身体がいらないと言ってますよね。

 身体にいい、健康効果健康効果驚きの健康効果今日から早速毎日毎晩ご家庭で簡単にみたいなね、横並びの情報が大爆走しておりますけれども。

 「胸焼けする人が無理して食べ続けた驚きの結果」とかないのかね。

 結婚披露宴でも筋力トレーニングでも、スポーツの練習や勉強の仕方でも、データとか先輩とか伝統とか経験を優先して、その人を見るっていうのが置き去りなことが多いよね、未だに。「一般的に」を採用しておけば無難だし考えなくていいし、まあリスク回避もあるんだろうけど。
posted by 篠田 青 at 01:04| Comment(0) | からだ