2018年08月02日

テトラのスポンジ礼讃

 以前にも書いたテトラのスポンジフィルター。あ、熱帯魚飼育用品の話です。

 何となくかっこいい、テトラっていうだけでかっこいい。僕なんかはもう、これだけで充分満足なんだけどね。使っていくうちにっていうか、改めて気づかされたことがあって。

 新しいうちはね、グレーなの。パッケージのまんま、出したまんまのグレー。それがまた、水槽を眺める上での満足をね、無駄に高めてくれるの。

 グレーだから目立たないんだけど、ちょっと浮く感じのかっこよさ。

 それがねえ。

 使っていくでしょ。

 そうすると何だろうな、ちょっとこう、茶色っぽくなっていくのよ。スポンジにバクテリアが住んでね、環境を作っていくのに従って馴染んでいくような、そんなスピードで。

 「あら、いつの間に?」みたいなね。気づいたらあのフレッシュなグレーじゃなくなってる。

 それはもう、砂利でも水でも水草でも、何でもそうなんだけどさ。今まで何度も使ってきて、見慣れてるはずなんだけどさ。

 流木の近くにスポンジを配置してたことが意外となくって。近いってだけじゃないな。同じような向きで。並ぶような感じで配置して、いつものように何となく眺めてたらハッとした。

 「りゅ、流木と同じ色ざます!」

 こなれたスポンジとこなれた流木がね、何かもう、同じ色なの。

 それはコケやバクテリアが同じように付着するわけですから最終的にはとか、そんな話はいいの。そういう話をしたいんじゃないの。

 ここまで計算して作られたのだろうか、恐らくそうに違いない、いやそうに決まってる。

 と、勝手に興奮したいのですテトラファンは。いや、金魚のえさじゃないよははははは。
posted by 篠田 青 at 18:01| Comment(0) | いきもの

2018年07月02日

若大将のライバル・後編

 つづきだドン。知らぬのに 書いたら気に入る 言い回し

 ええと、そうそう。

 偉大なる青の大将よ的な感じで思ってみても、僕の行動範囲ではアオダイショウどころか、ヘビ自体を見ることがなくって。ニホンカナヘビで大騒ぎだったからね。えっヘビいたんじゃんって思ったあなた、割とあれですよ。

 青いのぁいねがあーって思ってたんで、ニホントカゲの幼体ぁいねがあと切望してたんだけどね。あ、「幼体は尻尾が鮮やかな青」みたいな写真がね、図鑑に載っててさ。なかなかない見事な青なんだよ。トンボとかアゲハとか、部分的に青っていうボリュームじゃない、豪華な青。

 それに比べればっていうか、比べなくてもね、アオダイショウなんて「昔は緑色を青と言いました」のグループだから、血眼になって探して見つけたとしてもね、あらもう秋かしらみたいな風を感じちゃったかもしれないんだけど。

 「アオとついても、青じゃないことが多いぞ」ってことには早々に気づいてたからね。映画の「若大将シリーズ」で田中邦衛のあだ名が「青大将」だったのが妙に気に入ったの。若大将のライバルというからには、漢字で青大将なわけ。もうね、青大将はまだか、青大将はいねがあの世界。もう、問答無用で田中邦衛が好き。田中邦衛といえば『北の国から』でしょうがとか言う奴とは口も利きたくない。嘘うそ、そういうこだわりはない。勢いで書いてるだけだけど、そういやあれだね、黒板五郎には黒が入ってるね。

 伝わってるかどうかは分かりませんが、大人になって(大人とは何かね)東京を歩いててね、目の前を見事なサイズのアオダイショウが、それはそれは美しい動きで横切ろうとして、びっくりして戻っていって。

 そのほんの短い時間に、子どもの頃からのたくさんの思いが押し寄せて、それはそれは幸せな体験でしたとさ。
posted by 篠田 青 at 01:53| Comment(0) | いきもの

2018年07月01日

若大将のライバル・中編

 つづきだドン。いや、通り過ぎるときに聞こえるだけでよく知らんけど。

 色んな生き物をね、図鑑みたいにたくさん、それでいて生き生きと描きたかったのよね。子どもの頃。全っ然描けなかったけど。

 ヘビが好きな子っていうのはもう、色んなヘビを描き分けるみたいなことをやってのけるのかもしれないね。僕はまあ、「ヘビも好き」くらいだから、たくさんの中の一種類として描くことになる。ヘビが主役ってことはまずないけど、にょろっとシンプルに描くだけだとサボってるみたいで嫌。

 そんなこんなで、コブラでシルエットに変化を出したり、模様を描き込んでアナコンダにしてみたり、「海の中」という絵でウミヘビを描いてみたり。普通のヘビにはしないぞという意気込み。何だ普通のヘビってヘビ好きに怒られるぞ当時の僕。

 ちょっと大きくなってからは、エメラルドボアまたはグリーンパイソン(今はミドリニシキヘビっていうんだね)を樹上に描いてみたり。色塗るの苦手だったから、線の情報で勝負したかったんだろうね。

 名前が名前だからね、青いものが好きっていうか、青いものから好きになる。選択肢があるなら青いのを探す。サンバルカンなら当然バルシャーク

 ヘラヤガラとかアカヤガラじゃなくって、アオヤガラが好き。なんてことを数十年後にも躊躇なく書けるくらい、青に執着。

 そうなると当然、アオダイショウは見逃せない。僕の画力で描き分けられるほどの画力がなかったから線画の対象にはならなかったけど、「アオダイショウ、おおアオダイショウ。偉大なる青の大将よ」みたいな。つづくみたいな。
posted by 篠田 青 at 01:19| Comment(0) | いきもの

2018年06月30日

若大将のライバル・前編

 横を歩く妻が「あっ!」と叫んで前方を指さした。

 するー、するー、するー。

 歩道を横切ろうとしていたのはアオダイショウでございました。

 横切って小さなお堀に向かおうとしていたのが、妻の叫びに驚いて逆戻り。

 そこそこの高さの石段など物ともせず、植え込みの方にするするするー。いやあ、凄いね。ヘビの動きって。

 動きだけじゃない。動きなんてよく知らない子どもの頃から、描きやすいっていうのもあって大好きだ。

 恐竜が好きだと、哺乳類よりも爬虫類が好きになる。いや、他の人は知らんけど、僕はそうだった。恐竜はいないんだから、恐竜に近いものってことで。

 そうなると、当時は鳥じゃなくって、現生爬虫類になるのよね。ワニとかトカゲのがそれっぽいんだろうけど、何だろうな。鱗の感じがね、ヘビのが好みだった。つややか、滑らかみたいなのが好きだったんだね。しつこいようだけど、描きやすいし。自分で再現できるっていうのは大事なんだよ。

 自分の絵に近いものを好んだとも言えるね。いやあ、これは問題あるなあ。そんなもんかね、子どもって。そんなもんか。

 だけどまあ、シンプルなヘビだとさすがに寂しくて、デザイン的にコブラとか、大きさでアナコンダとかが好きだったな。大きさならアミメニシキヘビでもいいだろ、っていうかいやむしろって意見はあるでしょうが、色が好みじゃなかった。バーン(強調の効果音)。そしてつづく。
posted by 篠田 青 at 23:27| Comment(0) | いきもの

2018年05月13日

復刻版僕の気持ち・後編

 つづくねえ、この話。

 コンパクトに収めたいっていう気分のときは、物をそんなに買い足したくない。いや、うちにある物を組み合わせながらみたいなのが好きなだけかな。

 色んな生き物を色んな形で飼ってきたからね、器具とかパーツとか、いっぱいあるのよ。眠ってる部品とおしゃれ水槽を交互に眺めてムツゴロウさん、いや、はたと気づいた。

 パワーヘッド! パワーヘッドがあればいいじゃない! 今こそほら、P- IIフィルターと組み合わせて!

 今エーハイムから出てるパワーヘッドといえば、「エーハイム アクアボール パワーヘッド1212」。あの頃の、テトラスポンジ前提の1005とは似て非なるというか、似ても似つかぬというか、あのー、その、でかいんすよ(笑)。

 でもいいの。それを言ったらテトラのスポンジだって巨大なんだもの。P- II(スポンジをダブルで使う)なのに片っぽしか無理なんだもの、おしゃれスリム水槽には。

 1212とP- II(の片っぽ)だけあっても、径が合わない。何かないかしらちょうどいいのとあれこれやってたら、「水作エアパイプユニットS」のジョイントゴム(?)がぴったり。

 いやー、こういうのって気分がいい。

 気を良くしちゃって、エーハイムのオプション「排水ノズル(2種入り) 4009700」まで買っちゃって。「エーハイム ナチュラルフローパイプ」を接続して。

 スリムな水槽に対してえらい存在感っていうか、シンプルにでかい。

 でもいいの。やりたかったんだもん。

 憧れのテトラが推奨してたあの頃の、あの組み合わせはもう、色んな理由で実現できなくなったけど、検索しても出てこないような意地のね、エーハイムのパワーヘッドとテトラのスポンジフィルターが、あの頃の僕の気持ちがね。小さな水槽にぎゅうぎゅうに、溢れんばかりに詰まってんの。いいでしょー。
posted by 篠田 青 at 00:44| Comment(0) | いきもの