2018年04月26日

パン屋さんのポスター

 パン屋さんにポスターが貼ってある。

 某宗教団体との強めの関連を強めに匂わせるポスター。焼きたてのパンの香りよりも目立っちゃいそうだけど、そんなのは余計なお世話だ。

 僕が気になるのは、これを読んでいる皆さんが思い浮かべるのがどんなポスターか。

 間違えた、嘘よ嘘うそ、嘘よ嘘。

 パン屋さんは毎日毎日、発酵と向き合っている。科学が発達して気軽に言ったり売ったり買ったりしてるけど、発酵ってのは結構な不思議現象だ。

 それと毎日向き合って、仕事にするって感覚はたぶん、僕たちが思うよりもずっと特殊なこと。

 世が世なら神事なんだよね。酒蔵よりも新しいってだけで。

 だから別に、それがどんな神様でもいいのよ。パン屋さんが決めれば。

 ただ何となく、ポスターからしてくる匂いは神様ってよりも人間のなんだよなってのがね、何かちょっとね、ほんのちょーっとだけね、気になるだけでね。
タグ:宗教 発酵
posted by 篠田 青 at 01:56| Comment(0) | 精神世界

2018年04月09日

男性世界・後編

 つづき!

 女性の身体に現れる様々な変化を、「神とのよりはっきりとした繋がり」ではなく、「穢れ」として貶めたのもまあたぶん、男性でしょう。あるいはまあ、男性から異性として見られなくなりつつあるような年齢だとか、身体的特徴のある女性。

 理不尽なルールは、理不尽な感情から生まれたと考えるのが自然だからね。羨ましいものは見えないところにやってしまえばいい。いやほんと、書いてみると滅茶苦茶なんだけど。それを平気でやるのが人間なのよね。

 穢れを作れば、穢れのない人が清浄だという階級意識も構築できる。神事は穢れ禁止です、霊的世界も男、あるいは処女または老婆が仕切ります、みたいな。

 そういう男性社会を味方につけるには、本物の霊能者でさえ、性別を問わず能力を儀式化することが求められただろうし。

 めんどくせえなあ。

 嫉妬に基づく宗教なんてものはもう、疑いようのない迷信で、社会がそれに振り回されるようなことがあちこちで繰り返されてきて。

 だから科学が台頭して、物質世界にシフトしていったのは当然の流れなんだけどさ。

 その裏側には常に男性世界がある。これがね、気にくわないのよね。

 もちろん、精神世界とか、不思議なことにハマる男もいる。だけど、妙に理屈っぽくなるっていうのかな。何かこう、体系化した上で語りたがる。幽霊よりも宇宙人の方が科学的だと信じるような感じっていえば分かるかね。証拠があれば本物だとか、どうせないんだろうほら偽物だとか、可視化にこだわって本質をね、早ーい段階で見失っちゃう。

 血統とか儀式にこだわるのは男で、それがナンセンスだってことはまあ、物質世界的にもバレてきちゃってて、バカみたいな話なんだけどね。それをありがたがる女性もいるんだから、まだまだ世界はでたらめだ。
posted by 篠田 青 at 00:45| Comment(0) | 精神世界

2018年04月08日

男性世界・中編

 今回は前回のつづきかもしれません。

 二人だけの世界なら、相手をバカだと固定してしまえばいい。自動的に自分が賢い方になる。だから、閉ざされた世界を維持するためなら何でもする。賢いちゃんにとってはそれこそが「生きる術」だから、そのための技術も磨かれていく。

 これが強めに外部に漏れればね、たとえば犯罪として暴かれるけど。ごくごくソフトな密室技術はそこら中に転がってるし、「珍しいことでも何でもない」とすら思えてしまうのが怖いところ。

 今の世の中というか、社会がね、極めて男性的だってことはもう、誰でも分かるでしょ。それってただ大きくなっただけの密室で。

 変えていこうと思うのは大変で、社会がそうならその上でうまくやっていこうと思う方が「賢い」。だから「そんなこと誰でも言える」って言葉を使う賢いちゃんレディーは、男性社会的物質主義者四川風麻婆豆腐担々麺定食。

 精神世界っぽく考えると、まあ単純に女の人の方が神秘的だったんだろうな、と。矛盾するけど、物理的に神秘的でしょ。生理とか妊娠とか母乳とか、見た目の変化が凄いじゃない。

 神様の影響を直接受けているような気がね、しちゃうじゃない。男からすれば。

 その中でどう威張っていけばいいんだっていう知恵を絞り、力を合わせていった結果が、今の男性社会、物質世界なんでしょうね。

 力が強いだけだと揶揄されないように、論理的な側面を強化していったんだけど、言葉にならない部分、(霊的)感性がより鈍化して、「女の勘は恐ろしい」と(バカにしたっぽく)言い続けることになった。

 つづきましょう。
posted by 篠田 青 at 14:30| Comment(0) | 精神世界

2018年04月07日

男性世界・前編

 前回の「地獄の一丁目」に登場するような男は、実はたくさんいる。キャバクラ勤めを強要するような男でなければいい、という話ではない。

 実際、自分の交際相手、結婚相手はそこまでひどくないと思い込んで、むしろ安心しちゃうような人って多いのよ。その数がね、ああいう男を支えているわけだから。

 自分は違う、と思い込む。

 比べればマシだと思っているならまだしも、自分の場合は愛されているから違うと思い込んでしまう。

 「お前はバカだ」と言われ慣れてると、それが落ち着いてしまう。虐待されて育つと、交際相手からのDVを安心として受け入れてしまうって話と同じなんだけどね。

 バカだって言われたくなくて、心配させたくなくって、「そんなこと分かってる」っていう方に無理矢理落ち着けていくとかね。

 たびたび書いているように、偽物っていうか、ろくでもない霊能者や占い師はたくさんいるよ。

 ただ、「そんなこと誰でも言える」系の「自称賢いちゃん」もいっぱいいる。

 発言だけを切り取れば「誰でも言える」ようなことでも、それがどこから出たのか、何を見て言ったのかによって、意味がまるで異なってくる。

 賢いちゃんは賢くないから、それが分からない。自分以上に物が見えている世界なんて想像すらできないから、二人だけの閉ざされた世界になればなるほど、断定的な物言いをする。

 つづく(あっ、断定的だ!)。
posted by 篠田 青 at 13:47| Comment(0) | 精神世界

2018年04月06日

地獄の一丁目

 むかーしむかし、あるところに。心の綺麗な、何とも素直な娘さんがおったそうな。

 ある日のこと。霊能者や占い師なんかに言われたことを、彼氏に話してみた。

 すると彼氏はすぐに、大きな声で

「そんなこと、誰にでも言えるんだよ!」

 と怒鳴り始めた。

「誰にでも当てはまるようなことを言って、あとは反応を見ながら合わせてるだけなのに、そんなことも分からないのか! だからお前は駄目なんだ。そんな奴に使う時間があるなら、キャバクラで働け。同じ時間で金が増えるんだぞ。そしたら俺と旅行にだって行けるようになる。二人で幸せになりたくないのか。俺一人が頑張ったって駄目なんだよ、お前の協力があって初めて、二人の幸せに繋がるんだ」

 そう言われて娘は、ああそうだ、彼氏の言う通りだ、自分は本当に駄目な人間だと気づくことができました。二人の幸せを考えて、こんな駄目な自分のことを真剣に怒ってくれる彼氏と旅行をしたいと、心から思ったのです。

 喜びで涙を流しながら、娘はすぐにスマートフォンを手に取りました。思い立ったが吉日、キャバクラの面接もすぐに決まりました。心配だった洋服も、彼氏が知り合いから借りてくれるそうです。それも今すぐ!

「今日はお前の記念日だ。祝杯もあげないとな。ガソリン入れてくから、チューハイの分、ちょっと出しといてくれるか?」

 彼氏の背中を見送った娘は、これからはどんなことでも二人で乗り越えていけそうだ、という気持ちでいっぱいでした。二人の絆を証明するためなら、キャバクラなんてちっとも怖くありません。もっともっと凄いことだってできそうです。

 めでたし、めでたし。
posted by 篠田 青 at 13:22| Comment(0) | 精神世界