2018年03月20日

妻の少年時代

 何だこのタイトルは、とお怒りの方。そもそも「少年」という言葉は男女の区別なく用いられて、違う違う、そういう話じゃなくって。

 『サンライズ ロボットアニメ大鑑』というCDがあって、それがかかっていることが多いのよね、我が家は。……ひとりでに。ギャーッ。

 いや、だから、そういう話でもなくって。

 サンライズというアニメ制作会社がありまして、そこの作ったロボットアニメの主題歌がずらーっと収録されておるのです。ガンダム以外のね。

 やたら勢いのある、無闇に元気の出るような曲がいっぱいあるんで、出かけるときなんかにいいんですよ。

 で、妻がまた、そういう音楽が好きなんですな。

 他にもウルトラシリーズとか、仮面ライダーシリーズとか、メタルヒーローシリーズとか。本編はおろか、ビジュアルすらろくに知らないまま、歌だけ知っているようなのがもう、山ほどある。

 で、最近は『聖戦士ダンバイン』関連の歌がお気に入りらしく、「ダンバイン」という名前さえも聞き取れないまま、干からびた干からびたと歌っているわけでございます。

 そういうブームがこれまでにもたくさんあって、妻の無自覚替え歌の方が頭にこびりついちゃって、本物を聴いたときに「あれ、歌詞が違う」とか思っちゃうことも。何だろうねこれ、方言がうつっちゃうみたいなもんかね。

 それでもまあ、この手の歌を幼稚だの気持ち悪いだの、ハムスターがノイローゼになるからやめろだのと疎まず、喜んで聴いて盛り上がってくれてる妻っていうのはね、ありがたいよなあと思うわけです。
posted by 篠田 青 at 00:30| Comment(0) | アニメ・特撮

2018年03月19日

スイブンとぶ

 「はーられほろーれらー ひからーびたー」

 妻がご機嫌で歌っている。特に後半をはっきり、力強く歌っている。歌詞に自信があるからだろう。

 何から説明すればいいのか。

 「干からびた」んじゃなくて、「ひらかれた」んだよ。

 オーラロード。オーラロードがひらかれたんだよ。
posted by 篠田 青 at 01:36| Comment(0) | アニメ・特撮

2017年10月05日

どこで泣こうというのかね

 妻と『天空の城ラピュタ』を見た。妻は年金をもらっているわけでも、平成生まれでも、テレビを禁じられた家に生まれたわけでもないのだが、生まれて初めて見るラピュタ。

 僕にとってはかなり久しぶりのラピュタ。弟が大好きな作品で、少年の頃はよくというか、何度も一緒に見たんだけど、弟が少女の降ってこない空を見上げてため息をつくようになってからはあまり見なくなった。……嘘ですよ、いや嘘ではないな、まああれですよ、誇張ですよ。いや、ですから、誇張ですよ?

 久しぶりに見てみると、どう言えばいいのかな。「弟が運命の相手は空から降ってくるものだと信じるようになってしまった作品」ではなく、弟の思いが凝縮されたような作品だったのだなと感じられて。

 同じ家で兄弟として、同じ映画を見て育ったとしてもね。この言葉の響き方がどう違ったのかみたいなことが、ああそうかと、今になって分かる。そんな瞬間がやたら多くて。

 ずっとちょっと泣きそうな感じだったけど、泣きはしなかった。

 志半ばで死んだとかじゃないからね、弟。にこにこ太って生きてるから。

 いやー、具体的に書こうと思うと具体的すぎて個人情報的なことがちょっとアレなもんで、じゃあ何で書いたんだこれと思うけど何だろうな。タイトルだな。このタイトル書きたかっただけなんだろうなははは見ろ文字がゴミのようだ。
タグ:夫婦円満
posted by 篠田 青 at 01:27| Comment(0) | アニメ・特撮

2017年10月01日

広く愛されるということ

 あのかわいいプーさんをよくもまあ、(プーさんネタばかりよくもまあ)と思うけど、ディズニー版のプーさんは世界中で愛されている。

 『ピノキオ』に出てくるクレオはかわいい。リアルの金魚をかわいいと思い、飼育していたこともありという立場であっても、あのごってごてに擬人化されたクレオをかわいいと思う。

 シンプルとは程遠い、むしろくどいと感じられるようなアレンジこそがディズニーの魅力というか威力であって、商売としては大成功しているわけで。ディズニーのプーさんは嫌いだみたいなことを書いている僕だって、ハニーハントは楽しいと思ってしまう。「全部が嫌いとは言わせねえよ」的な力技にねじ伏せられて、東京という名の千葉県大字魔法の国でにこにこ並んで、にこにこ過ごしてしまう。おのれディズニー商売上手、憎いよこのこの気づけばにこにこ。

 アニメになるとくどくなるのなんて、ディズニーに限った話ではない。

 ドラえもんだってアンパンマンだってちびまる子ちゃんだって、どんどん黒目が丸く、巨大になっていく。ドラゴンボールの皆さんだって、普段から超サイヤ人みたいな黒目の大きさで。

 本来のお客様であるところのお子様たちは、大きなおめめ、まあるいおめめが好きなのでしょう。

 大きい目が嫌いだから目は小さくしてくれというような監督が、「アニメを子どもに取り戻す」という目標を掲げるのなんて、それはもう凄く大変なことなのでしょう。

 売れるためには愛されなければ、愛されるためには黒目が大きくなければということで、実在する皆さんも今ではこぞってカラコンはめてござる。
posted by 篠田 青 at 23:34| Comment(0) | アニメ・特撮

2017年09月30日

その服もだった

 ディズニーアニメのプーさんの改悪についてなんて、僕がわざわざ書かなくても世界中どこだって笑いあり涙ありみんなそれぞれ助け合う小さな世界でしょうけど。

 眉毛だけって感じで締めくくって、後からとんでもない間違いだって気づいたからっていうか、気づいたらまた腹立ってきちゃったから、もうちょっと書き足さないと。

 服!

 あの変な、何だあれどんな服だ、あの赤い服!

 あれを着ておいてのあの声! おっさん! ふにゃふにゃしたおっさんの声! プー横丁は飲み屋街か!

 おっといけない、怒ってしまった。怒りは争いを招くよ。

 いまじのーざっぴーぽー、想像してごらん。

 眉毛の主張がやや強めの黄色いおっさんが、上半身だけ赤い服を着て、あとは裸。蜂蜜探して森をさまよったり、探しすぎて木のうろから頭が抜けなくなって、外からおしりだけ見えたりする世界を。

 ゆっふーううう。

 ああ、それが許される世界を想像したらすっかり穏やかな気持ちになった。

 もういいや。
posted by 篠田 青 at 22:33| Comment(0) | アニメ・特撮