2017年12月30日

絵で振り返る2017・中編

 あっ、「絵で振り返る2017」って書くと世相とか斬るっぽいね。斬らんよ世相なんて。

 水木しげるネタもちょこちょこありますね、このブログ。三つ子の魂百まで、ですね。

 霊毛とか書いてたらすぐに「水木しげるさんの兄亡くなる」ってニュースがあって驚いたなあ。

 ウルトラも兄弟、水木さんとこも兄弟。じゃあ弟の絵も描いておこう。

弟.png


 水木風じゃないんかーい。

 弟は別にね、水木さんのキャラクターに似てるって言われたことない(と思う)んでね。画力はさておき、あれですよ。そういうとこは真面目にやってますよ僕は。

 あ、この肖像画を見て「タイプだわ」と思った女性の方はですね、この記事へのコメントで連絡してください。
タグ:水木しげる
posted by 篠田 青 at 16:25| Comment(0) | 漫画

2017年12月28日

怖かった絵

 子どもの頃、ケイブンシャとかコロタン文庫とかも愛読書だった。小さくて厚い、子ども用の豆図鑑みたいなもの。

 その中に妖怪百科的なのもあって、「水木しげる以外の妖怪はすべて偽物」くらいに思って、どこか馬鹿にしながら読んでたんだけどね。

 見開きで出てきた「提灯お岩」がもう、すんげえ怖くて。怖すぎてパタッて閉じちゃった。

 怖いものが好きで、耐性もかなりあったと思うんだけど、それでも閉じた。

 以後、そのページは避けて読むようにしてたくらい怖かった。

 提灯っていうよりお岩さん寄りのリアル。だったと記憶してるんだけど、怖くてろくに見てないからね。

提灯お岩.png


 今見ても怖いのかなって、インターネットの時代になってから検索してみても出てこない。間隔空けて何度も探してるんだけどね。

 そもそも、どの本に載ってたのかとか、正確なことを一つも覚えてないからなあ。

 生意気な子どもに衝撃を与える一枚。そんな作品は使い捨てにされずに、色んな妖怪本に使われ続けていてほしい。僕も探し続けるから。
posted by 篠田 青 at 16:36| Comment(0) | 漫画

2017年08月23日

ジョジョの無料な冒頭 第二章

 昨日のつづき(時は動き出す)。

 漫画やアニメを作ってきた人たちのほとんどがきっと、映画が大好きで。ハリウッドみたいな映画を作りたいけど作れない。限られた環境で、どうやったらハリウッド映画よりも面白いものが作れるかなと、知恵と情熱を傾けて。

 そういう飢えと憧れと悔しさみたいなものが、はみ出すような面白さを作り出す。その訳の分からないエネルギーがうねりになって文化になって、海外にも伝わる面白さになる。

 はみ出す映画を作るのは、ハリウッドにだってそうそうできることじゃない。だったらせめて飛び出す映画をということで、3D だの4D だのって言ってる……かどうかは知らないけど。

 しかしまあ、あれですな。冒頭13分を無料公開して、「悪くないじゃん」って思わせることには成功したとしてもですよ。その人たちを自宅(など)から映画館に飛び出させるのは大変でしょうな。映画の出来と、行動を促すのとは別の話だもんね。

 冒頭だろうが何だろうが、見た人だけは増えるわけで。文句はすぐに大合唱になって。原作ものなんて、誰もが喜んでやるような仕事じゃないでしょ、きっと。安易だ安易だ言われる中で、それでもやるっていうのは結構なチャレンジで、何もしない人よりは賞賛されてもいいんじゃないでしょうか。

 実写のジョジョ、冒頭13分が素晴らしかったのは、スタンドのVFX が徹底して日本人のセンスで表現されてたこと。これは間違いなくチャレンジで、何としてでも頑張り続けてほしい。漫画やアニメの3DCG 表現はね、日本人がやってかないと駄目でしょう。こんなに漫画を読んでる国なんて、きっとどこにもないんだから。
posted by 篠田 青 at 00:19| Comment(0) | 漫画

2017年08月22日

ジョジョの無料な冒頭 第一章

 実写版映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の冒頭13分が無料公開されたらやっぱり、怖い物見たさもあるじゃん。見てみたいじゃん。

 ジョジョは連載が始まったときからずっと好きだけど、そんなに悪くないと思ったよ。キャストがどうだとかいうのはもう、ジョジョに限った話じゃないじゃない。スペインの風景も上手に使われてたよ。今から見れば過去だけど当時は未来、日本だけど外国みたいな四部の設定や世界観にも、なかなかマッチしてたよ。

 『血まみれスケバンチェーンソー』に比べれば、いや、比べるのは失礼だなって思えるくらい、ちゃんと映画になってた。漫画原作って、思われる以上に難しい。漫画が好きなだけじゃ映画にならないし、そもそも、映画が好きなだけでも映画にならない。

 漫画の台詞を抜き出してそのまま脚本にしてみれば、原作に忠実な、誰も文句を言わないようなアニメができ……ない。なーんかテンポの悪い、だるーいアニメになっちゃう。

 映画が好きで、誰よりも映画を見てきたからって、面白い映画を作れるわけではない。「別に好きじゃないけど映画を作ってます」って人はそんなにいないだろうし。

 自分の「好き」に他人を巻き込まないと「好き」は引き出せない。そのためにはやっぱり、実際の生活で共感を体感しなきゃいけない。「事実は小説よりも奇なり」で、個人の想像よりもどうしたって複雑で豊かな現実に嫉妬しながらでないと、創作ってのは成り立たない。

 そんなところにね、お金集めやすいからってさ、原作持ってきたから映像にしてよって。アニメだろうが実写だろうが、作る人たちは大変だよね。

 長くなっちゃって、明日に続くよね。
posted by 篠田 青 at 22:51| Comment(0) | 漫画

2017年08月19日

血まみれスケバンチェーンソー

『血まみれスケバンチェーンソー』という漫画を知ったとき、タイトルだけで好きだと思った。トルコライスみたいなタイトルだなと、トルコライスが好きでもないのに思った。

「血まみれ」と「スケバン」と「チェーンソー」が一緒に並んでるのが凄いよね。チェーンソーなホラーといえば『テキサスチェーンソー』が浮かぶけど、テキサスとチェーンソーが並んでるだけなら別にほら(ははは)、おぞましくはないじゃない。

 無数にあるB級ホラーと、その邦題たちへのオマージュも感じられて、そこに日本ならではの、だけど今じゃ流行らないであろうスケバンが入ってきて、それでいてチェーンソーっていう重量感との対比が少女らしさを強調するから、意外と今っぽいのかなあと思わせて。上手いを通り越して、見事なタイトルだなと。

 読んでみたら、タイトルから感じた気持ち良さが全編にわたってきちんとあって。僕は凄くね、気持ち良く楽しませてもらったのよ。

 そんな漫画が実写映画化されて、いつの間にかAmazonプライムビデオの「会員無料」に並んでたら、そりゃやっぱりね、怖いもの見たさもあって見たくなる。

 血まみれな感じもスケバンな感じも、チェーンソーな感じもまるでなかったけど、爆谷さゆりは何か、たまに思い出しちゃう良さがあったな。
タグ:連想
posted by 篠田 青 at 00:32| Comment(0) | 漫画