2017年11月24日

フリースノーゴン

 ハンガーに妻の白いフリースジャケットが掛かっていて、それがもう、スノーゴンにしか見えないのである。

 今までであれば、「これさ、『帰ってきたウルトラマン』に出てくるスノーゴンっていう怪獣に見えるんだよね」と切り出して、「スノーゴン? 知らない」と言われ、「えーっとね」とか言いながらスマートフォンの画面を取り出して、いや、どうせ聞かれるんだから検索してもう出しておこうかとか考えて、何かめんどくさくなって言うの自体やめる。

 こうして会話が少なくなって、夫婦の間はすっかり冷え切ってしまう。弟や妹にも心配されて、その場を取り繕うような嘘が増え、気がつくと他人の不倫が前とは違う感じで聞こえるようになる。フリースから不倫っす。

 ご安心ください! そーんな心配とも今日でお別れです!

 先日購入した『決定版 全ウルトラ怪獣完全超百科 ウルトラQ〜ウルトラマンパワード編』があれば、大きな誌面を二人揃って、ゆーったりと眺めることができます。隣に掲載されている他の怪獣にも目が行くので、会話が自然に続き、笑顔の絶えない家庭が簡単に手に入ります!

 いやあ、買って良かったなあこの本。これさえあれば、どんな怪獣の例え話だろうと迷わずすぐに言えるぞ。いつでも。

 ってな感じですっかり安心してしまって、まだ言ってない。
posted by 篠田 青 at 11:58| Comment(0) | 日々

2017年10月31日

本人ノリノリなんだけど

 恥ずかしくて見てられないってことがある。

 それも含めて本人ですっていうスタンスなら、それは自然と「こっちも恥ずかしいけど面白いから見る」。

 そうじゃないやつ、もうほんと、恥ずかしくて無理むりムリってやつはもう、スタッフが無能。

 日本人は結構、「味」で片づけるのよね。「いい役者さんだと思います」みたいなゾーン。誰だお前は。

 いや、愛されればそれが実力で需要があって商品で、それはもうそれでいいんだけどさ。

 「こういう曲調は初めてなんで、思い切って衣装もこんな感じにしてみましたっ」

 いやいやいやいや、誰も止めなかったのそれ! それ着るなら、動きも変えようよ!

 その人にその服を着せるなら、着こなせるようにサポートしろよっていう。その人が恥ずかしく見えるってのは、そんな形でしか送り出せなかったスタッフの恥なのよ。

 一流の歌声に見合うだけのビジュアルを、本人がきちんと選べるとは限らないじゃない。本人主導で作ったミュージックビデオが、びっくりするくらいつまらないとかさ。そんなんばっかりじゃない。

 アーティストのレベルを厳しく、客観的に見定める。それがスタッフのプライドなのに、苦笑しながら突っ込んで終わりみたいなね。悔しさに唇噛んで血を流して、誰かから指摘されるまで気づかないくらいしなさいよ。

 周りのスタッフがそんなんなら、アーティスト本人も「あっ、自分は超一流になりたいんだった!」って気づきなさいよ。

 そうは言ってもあれか! 色々あるか! ま、それでも地球は回るからね!

 (※「いや、でももっと上、超一流を目指したいです」っていうアーティストや関係者の方、この記事へのコメントか「メンタルのための仁術」からご依頼ください。)
posted by 篠田 青 at 01:08| Comment(0) | 日々

2017年10月29日

幸せが増えますように

 少し前に「頭の傷はおとといの」という記事を書きましたが、あれは「かしらのきずはおとといの」と読んでほしい、いや、読むんです。そうしないとほら、本文の「かーさーの つゆさーき ささるーやーつー」に繋がらないでしょ。替え歌だからあれ。

 「注ぎ込む」を「そそぎこむ」って読まれちゃうと違うんだよなーっていうのと似て……、似てないか! 「ビールをそそぐ」って駄目でしょ、興が削がれちゃうでしょ。ついどくれ! ついどくれよお前さん! 飲まないけど。

 説明すると無粋だっていうか、そもそもそんな説明するほどのネタじゃないだろってね、そりゃ思いますよアタクシだって。けど、けどね。「あんた、あの子を分かったげて」っていうような気持ちがふいにね。
posted by 篠田 青 at 21:48| Comment(0) | 日々

2017年10月24日

初恋の味

 カルピスの話ではなく、と書いたところでどのくらいの人が分かるのか。

 いやえっと、あのね。

 ブルーベリージャムや山葡萄ソースについ目が行ってしまう自分に気がついて、「僕ったら本当に甘酸っぱいものが好きだなあうふふ」と思ったときに。

 甘酸っぱいといえば初恋っていうか、初恋って甘酸っぱいよねみたいなのあるじゃない。あれさあ、初めての両思いは甘酸っぱいけどさ、初恋が甘酸っぱいわけじゃないよね。違うのかな。キュンとする感じを甘酸っぱいって言ってるのかな。

 初恋なんて苦い方が多いんじゃないのって、今さらになって思ったんだけど。性格か? 後になってどこを思い出すかによるのか?

 あと、「はつ恋」って書くとツルゲーネフ感が出て、これまた全然甘酸っぱくないよね。読んだことないけど。

 そこ行くとあれだな、「かす巻」は甘いだけで凄く平和だな。なのにお茶が欲しくなる、わざわざ苦みを足したくなるという、いや困ったな、こんな深そうな雰囲気が出るつもりで書いてなかったんだよな。
posted by 篠田 青 at 01:30| Comment(0) | 日々