2018年05月31日

風とお国柄

 何年前だったか、テレビ番組で「日本のメーカーのエアコンがインドで売れるようになるまで」っていうのをやってて。日本人は風が直接当たるのを嫌がるけど、インドでは冷たい風がローラースルー、間違えた、ゴーゴー当たるのが喜ばれるんだとか。

 そこで「日本メーカーの考える良いエアコンというのはこういうものです」を押しつけても駄目で、現地の要望を叶えたら売れるようになったんですよ、と。

 ちょうど「韓国メーカーの躍進と日本メーカーの衰退」が話題の頃で、「現地化」が鍵であるというような特集。

 売れるものを作るっていうのは難しい。

 今あるニーズに応えるのか、新しいニーズを生むのか。

 いや、どっちも必要で、どっちもビジネスなんだけど。目先の競争だけになると後追いが増えて、「必ず売れるもの」しか作れなくなる。時代を変えるような発明は生まれにくくなって、緩やかな、それゆえ取り返しのつかない衰退へと向かう。

 ビジネスというからには成果主義でいいんだけど、成果とは何かねっていう。情報が多くなればなるほど、みんなあれだもんね、短期の利益が欲しくなるもんね。

 ええっと、何が言いたいかと申しますと。

 エアコンの風は嫌いなのに、サーキュレーターに首振りつけろっていうのはどういうお国柄なんですかね(しつこい)。
posted by 篠田 青 at 01:27| Comment(0) | 日々

2018年05月03日

さよならは間違いだよ

 飲食店で、小さな女の子がお母さんに向かって一言。

「うるさいって言わないで!」

 小さな女の子って書いたけど、ほんとに小さいのよ。何歳くらいとかよく分かんないけど、幼児なのか乳幼児なのか。その境界線について考えるのはやめるぞジョジョっ。

 姪がね、こちらは小学生ですけれども、やっぱり言うのよ。「○○って言わないで!」って。

 僕が子どもの頃って、そういうこと言わなかったんじゃないかな。

 いや、いい子かどうかみたいな話じゃなくって。言えるのすげえなって思うわけ。

 女の子って普通に言うのかな。はどうだったっけ。

 と考えたら、「こんなことやりたくないんだよ」という弟の、子どもの頃の声が聞こえてきた。なぜそれを僕に言うのか弟。
posted by 篠田 青 at 20:45| Comment(0) | 日々

2018年04月27日

妻イアンコング

 交差点で百円拾っ、間違えた。

 横断歩道で信号待ちしてたら、隣から「シュー、シュー、シュー」という音が聞こえてきた。

 うわ何だ何の音だと思ってバッと見たら、妻が変な息の吐き方してるだけだった。あ、おふざけっていうか、わざとね。

 とっさに「アイアンコングかと思ってびっくりしたよ」とか言いそうになったけど、その後に要求される説明の量と報われなさに心が折れて、言わないまま終わった。

 妻はゴリラが好きというか、ゴリラが出てくる映画が好きというか、ゴリラっていう単語きっかけで『猿の惑星:創世記』について熱く語れるから、アイアンコングを共有できたらなあとは思うんだけどね。

 ゾイドの説明は何度かしたけど、何度かしたってことは定着してないってことだしなあ。
posted by 篠田 青 at 01:09| Comment(0) | 日々

2018年04月24日

手元でルヴァンパーティー

 ZenFone 3 のOS、Android が新しくなった。MarshmallowからOreo になった。日本だけオレオじゃなくってルヴァンになったらオモチロイね。

 ZenFone 3 に関しては過去にケースのことであれこれ書いたけど、スマートフォンってハードウェア、外側を持ちながらソフトウェアを操作する。だからケースを新調するのも楽しいし、中身が新しくなるのもとても楽しい。変わって不便に思う人もたくさんいるみたいだけどね。

 使っている端末のOSが二回もバージョンアップされるっていうのは初めて。

 ちょっと前に妻がスマートフォンを新調して、やっぱりそういうのってキラキラ羨ましく見えるじゃない。選ぶときだって、自分のことのように悩んだりするしね、うちの場合は。

 何でも新しいものが欲しい、欲しくてしょうがないみたいな感じはいつの間にかなくなったけど、買い換えずに中身が新しくなるってのは改めてね、オモチロイね。
タグ:android ZenFone 3
posted by 篠田 青 at 00:27| Comment(0) | 日々

2018年04月19日

パイナップル太郎

 パイナップル、と思うと同時に頭の中に流れてしまう歌がある。

 あ、『PPAP』ではなくて。

 小学生の頃、「母が不在で、弟と二人だけで眠らなければならない」という夜があった。別に母子家庭じゃなかったけど、そういう形容が正しい。まあ、ディテールはどうでもいいか。

 寝る前にはみんなで本を読むというか、母の読み聞かせタイムが布団を敷いてからのお楽しみみたいなところがあった。

 読みながら眠りに落ちたり、眠りとの境目でおかしな物語を生み出す母にツッコミを入れたり、本を顔にバサッと落とす母を笑って「もういいよわはははは」みたいに閉会するのもまた、楽しみの一つ。

 あ、母はまだ生きている。

 読み手でありボケ手である母。それが不在の夜というのは、ただの留守番ではない。

 どうしよう。

 電気を消して、「よし、今日は僕がお話をしよう」となった。

 とはいえ、普通にやったのではレギュラー(母)に勝てない。どうしよう。

 そうして生まれたのが『パイナップル太郎』であった。何の工夫もない、恥ずかしくなるようなおふざけパロディーではあったが、主題歌があった。

 それはもう斬新な、自作の主題歌があった。

 弟はもう、ずっと爆笑していた。寝かしつける目的だったはずだが、今思えば、僕にも笑わせるつもりしかなかったような気がする。二人でいい子で早寝をしなければならないのに、いけないことだ。

 罰として、今でも「パイナップル太郎の歌」が頭に流れることになったそうな。
posted by 篠田 青 at 23:59| Comment(0) | 日々