2018年05月31日

風とお国柄

 何年前だったか、テレビ番組で「日本のメーカーのエアコンがインドで売れるようになるまで」っていうのをやってて。日本人は風が直接当たるのを嫌がるけど、インドでは冷たい風がローラースルー、間違えた、ゴーゴー当たるのが喜ばれるんだとか。

 そこで「日本メーカーの考える良いエアコンというのはこういうものです」を押しつけても駄目で、現地の要望を叶えたら売れるようになったんですよ、と。

 ちょうど「韓国メーカーの躍進と日本メーカーの衰退」が話題の頃で、「現地化」が鍵であるというような特集。

 売れるものを作るっていうのは難しい。

 今あるニーズに応えるのか、新しいニーズを生むのか。

 いや、どっちも必要で、どっちもビジネスなんだけど。目先の競争だけになると後追いが増えて、「必ず売れるもの」しか作れなくなる。時代を変えるような発明は生まれにくくなって、緩やかな、それゆえ取り返しのつかない衰退へと向かう。

 ビジネスというからには成果主義でいいんだけど、成果とは何かねっていう。情報が多くなればなるほど、みんなあれだもんね、短期の利益が欲しくなるもんね。

 ええっと、何が言いたいかと申しますと。

 エアコンの風は嫌いなのに、サーキュレーターに首振りつけろっていうのはどういうお国柄なんですかね(しつこい)。
posted by 篠田 青 at 01:27| Comment(0) | 日々
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