2017年12月21日

体重と身体の重さ

 プロでもプロでなくても、「ベストな体重」を把握している人は多い。

 パワーをつけるために増量する。キレを取り戻すために減量する。前者だと「身体を大きくする」と言ったりするのに、後者を「小さくする」と言わないのはなぜだろう。まあいいか。

 体組成計も普及して、体重だけの話っていうのも少なくなっているとは思う。それでも、そこに表示される数値だけを目標にしてしまうと間違えるというか、失敗する。

 「身体が重いとき」でも書いたけど、ご飯とパン、各種麺類をひとくくりに「炭水化物」だとか糖質として扱うような食事はいけない。栄養士がついてるとか、奥さんが資格を持ってるとかいうのも、役に立たなかったり、実は物凄く足を引っ張ってしまったりする。

 食が「数値を実現するための材料」になってしまうと、その身体づくりは失敗する。

 同様の理由で、サプリメントをじゃらじゃら飲むようなコンディショニングもうまくいかない。摂り始めると癖になるというか、摂らないと不安になってしまうけど、だからこそ僕としては薦められない。

 毎日水を何リットル飲むとかも違う。

 数値目標ってのは分かりやすいし、共有しやすい。提示する側と実行する側との確認が容易だから、「やってますね」「やってるぞ」っていう安心感もある。

 食事制限とか体重制限とか、「制限」ってのはストイックな感じ、プロっぽい感じが出るから、本人も満足感を得やすい。日本人は特に、苦行が好きだしね。苦行やっとけば周りの人の目にも留まる。

 まあ、いかにプロといえども、見えないものを相手に戦い続けることは難しい。ただ、本人を動かすのはその心と身体であって、「気」とか感覚を磨くこと、その部分を共有できるスタッフを探すことが最優先なんだよね。

 それができている人が、結果的に「ほんの一握り」になるんだけど。

 (※その「ほんの一握り」に加わりたい方は、この記事へのコメントか『難病のための仁術』『メンタルのための仁術』の窓口からご依頼ください。)
posted by 篠田 青 at 00:47| Comment(0) | からだ
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