2017年11月01日

バルタン星人(初代)

 バルタン星人といえば『ウルトラマン』第二話「侵略者を撃て」に登場した、いわゆる初代バルタン星人を思い浮かべる人が多いと思う。

 僕はあれよりも『ウルトラマン』第十六話「科特隊宇宙へ」に出てくる二代目バルタン星人のデザインの方が好きなんだけど、いっちばん最初、子どもの頃はどうだったかといえば、「やっぱり初代こそバルタン星人である」みたいな感じだったと思う。

 ウルトラ怪獣図鑑みたいな本を毎日毎日眺めていたから、しわしわの顔をしたウルトラマン、(いわゆるAタイプ)と戦っている有名なスチール写真(劇中の場面写真じゃなくて、プレス向けのやつ)がもう、どうしても刷り込まれるわけで。

 だけどまあ、ある日「おや、この白黒写真しかない角なしバルタン星人みたいなのは何だろう」と、『ウルトラQ』第十六話『ガラモンの逆襲』に登場する「セミ人間」の存在に気がつく。

 そう、初代のバルタン星人のスーツ(スーツなどない)は、セミ人間を改造したものなんだよね(すみません、諸説あります!)。Wikipediaを読むと、最初からそういうオーダーだったみたいだから、それこそがオリジナルといっても差し支えないのかもしれないけど。

 何かの改造ではなく、一から造られたのが二代目バルタン星人で、こっちの方が本来のデザイン画にも近いらしい。子どもの頃の僕も、理屈は分からずとも、そういうのを感じ取ってたのかもしれない。おばあちゃん(「祖母と書くべき」とかいう奴はアホ)の家の近所で買ったプラモデルが二代目バルタン星人で、「おらがバルタン」みたいな感覚が強まったのもあるかもしれないけど。

 初心は初代だけど、好みとしては二代目に移った。「無邪気な巨人ファンが、大人になってアンチ読売になる」みたいなもん……いやいやいやいや、違う違う違う。全然違う。

 つづくっ。
posted by 篠田 青 at 00:39| Comment(0) | デザイン
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