2018年06月17日

激怒の裏で・前編

 持ってなかったし行ったのは数年後だったしで繋がってなかったんだけどさ。

 僕がゾフィーやメロスやシャイダーに期待しすぎてたあの頃ってさ。

 任天堂ファミリーコンピュータの発売と、東京ディズニーランドの開園っていう事件があったんだね。

 全然乗ってないじゃん、波に。

 いやー、そっかあ。それじゃあしょうがないね。テレビに繋ぐと、テレビ番組より面白いものが映るし、自分がキャラクターを動かせるんだもんね。

 浦安駅からバスに乗ったりすると(舞浜駅はまだなかった)、テレビ番組よりも面白い体験ができるんだもんね。

 そりゃあ駄目だ。

 アンドロメロスじゃ勝てっこないし、宇宙刑事シリーズもシャイダーで終わるわね。

 ファミコンね。

 あの小豆色が青だったら、もっと欲しいと思ったかな。まあ、そんなお金ないって分かってたからな。お金持ちだけど「おうちの方針」でファミコン持ってない同級生もいたし、そういう子はゾイドとかおもちゃの話で盛り上がれたし。うん、あれは楽しかった。

 ウルトラマンで育ったみたいなとこあるけど、あれは何かもう、デザイン図鑑だったんだな。今思うと。

 恐竜の図鑑、昆虫の図鑑、魚貝の図鑑でリアルなデザインに触れて。

 ウルトラマンの本でフィクションのデザインに触れて。

 リアルタイムのウルトラに飢えてて、満たされずに悔しかったけど、必要なのはそれじゃなかったんだな。つづくんだな。
posted by 篠田 青 at 21:11| Comment(0) | デザイン