2018年06月09日

ゾイドの魅力ってね・中編

 つづきだよおお。

 はい皆さん、おもちゃ売り場に戻ってください。両手にそれぞれ違うゾイドの箱を持って、共和国と帝国のをね、そうそう、そうです。

 だいたいこう、ライバル機っていうのが設定されてるのよね。「帝国のあのゾイドに苦戦を強いられた共和国が、満を持して投入したのがこのゾイドである」みたいな。

 トランスフォーマーなんかでもそうだけど、悪役ってかっこいいのよね。「ゴドスに対してイグアンはちょっとずるくないですかああああ」とかね、そういう思いを何度したことか。

 あ、分からない? 「ガンダムよりザクのが好き」とか「ザクのがかっこいい」みたいなね、あるでしょ。そういうのがあるんですよ、おもちゃの世界には。

 トランスフォーマーなら「サイバトロンは空を飛べない」みたいな。大人になって実写映画なんかでね、アメリカでの呼称が急に入ってきて、「あ、だからオートボットっていうのか! じゃあ何だったんだサイバトロンって返せあの頃の思い出を変だと思ったんだよデストロンって仮面ライダーV3でも出てくるし父よ母よ妹よって歌はかっこいいんだけどカメバズーカにハサミジャガーなんだよな」っていう。

 ええと。

 そんなこんなでですね、「共和国の方がかっこいい」という理由付けを行う、大変重要な場でもあったわけです、おもちゃ売り場というのは。

 かっこいいんだけどね。かっこいいんだけど、色合いとかも含めて、悪役面は悪役面だったりして、それが何となく受け入れられなくってね。「よし、僕はやっぱり共和国!」っていう気分で帝国ゾイドを元に戻す。

 ただもう、何を持って帰るか。どの箱を眺めながら帰りの電車に乗るかっていう。つづくっていう。
posted by 篠田 青 at 01:35| Comment(0) | おもちゃ